ランとライドはどこでつながるか MMA×NARIFURI

CONNECTEDではアクティビティをライフスタイルとして楽しむための提案を長きに渡って行ってきてまして、およそ10年前からはサイクリング、現在はランニングへとジャンルを移行しています。
この二つのジャンルの製品に精通してわかってきたのは、
1.運動しやすさという面で素材は共通する
2.それぞれに特化した機能は別物
3.デザインや着こなしには機能を越えたカルチャーがある
といった事でした。
簡単に言えば似て非なるものは案外混ざらないと感じていたのです。

今週はMMAがサイクルウエアブランドのNARIFURIとコラボしたラインを発表。
ジャンルは違えど共にコネクテッドで取り扱ってきたブランドであるので、まずはユーザー的な視点で興味がわいてご紹介することにしました。
果たしてジャンルを超えたコラボは成立するのでしょうか?

ブランドの背景

MMAはランニングをライフスタイルとして掲げることで、タウンにもマッチするデザインのアイテムも多くリリースしている稀有なブランド。
NARIFURIは自転車×ファッションを提案し、自転車を乗りこなす機能性とカジュアルウエアとしてのデザイン性を物作りに落とし込んで10年以上のヒストリーを築いてきたブランド。
共にランパンやサイクルジャージなど専門的なアイテムで厚い支持を得ながら、タウンユースにもひろがりがあることからカルチャー的といわれてます。

カモ柄を共通イメージに

そんな背景を持つ両ブランドがコラボを始めるにあたって作り込んだのがハニカムをモチーフにしたソリッドな迷彩柄。
柄の中にNFとMMAのイニシャルが含まれています。
色は2色でこの迷彩柄は全アイテムに展開。イメージカラーとしてネイビーがNARIFURIでベージュがMMA的と振り分けられました。

今回のアイテム

MMA×narifuri Dot Camo Tee
迷彩柄を背中から前面にかけて大きく取り入れたのはNARIFURIオリジナルのドライジャージ素材を使用したMMAのTシャツ。
直線的なデザインを基調に迷彩が華やかに映えます。

MMA×narifuri Dot Camo Wind Shell
NARIFURIの代名詞と言えるアイテムが斜めファスナーのウインドシェル。上体の可動域を確保しながら脱着や換気もしやすい立体的なパターンが特徴です。
今回は前面に防風と撥水性に優れた素材、背面はドライジャージを使用しランニング適性を高めたコラボならではの仕上がり。
生粋のサイクルウエアを見た目をあまり変えず、グーンとランニングしやすくしたのは今回のラインでもっとも驚きました。

MMA×narifuri Dot Camo Alpha vest
走りながらの保温性を確保する機能性中綿アルファは、暑くも寒くもない快適な状態を作る魔法のような素材。MMAの中でも人気アイテムに入るランニングベストは、今回はさらに背中に3連ポケットを装備してユーティリティがアップ。ライドでも使いやすくなりました。

より一層自転車を感じさせるアイテムとしてはクロップパンツが用意されてます。

こちらは動画がとてもわかりやすいのでご覧下さい。

着てみました

今回ラインナップされているボトムがクロップパンツ1型なので、トータルとしてはサイクルウエアっぽく見えるかもしれませんが、トップスの着用感はそれぞれ薄くて軽い感じで、予想以上にランニングウエア。
お手持ちのランパンと合わせるとランなコーディネートができあがりますよ。

Tシャツは背中が綺麗。

キャップもランで使いやすくオリジナリティ高いです。

まとめ

ランニングとサイクリングに高いデザイン性を持ち込んだことで広く知られる2つのブランドのコラボは、想像以上に融合性が高い仕上がり。
おそらくのこの隔たりのなさはランとライドの違いではなく、都市生活の中でアクティビティに時間を費やし、機能的なものを身につけると共通してくるデザインセンスなのではないかと思いました。
ランにもライドにもアクティビティをみがく者には共通のセンスがある。
これが今回のコラボから得た結論。これこそがカルチャーなのかもしれません。

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