カテゴリー別アーカイブ: 自転車

ランとライドはどこでつながるか MMA×NARIFURI

CONNECTEDではアクティビティをライフスタイルとして楽しむための提案を長きに渡って行ってきてまして、およそ10年前からはサイクリング、現在はランニングへとジャンルを移行しています。
この二つのジャンルの製品に精通してわかってきたのは、
1.運動しやすさという面で素材は共通する
2.それぞれに特化した機能は別物
3.デザインや着こなしには機能を越えたカルチャーがある
といった事でした。
簡単に言えば似て非なるものは案外混ざらないと感じていたのです。

今週はMMAがサイクルウエアブランドのNARIFURIとコラボしたラインを発表。
ジャンルは違えど共にコネクテッドで取り扱ってきたブランドであるので、まずはユーザー的な視点で興味がわいてご紹介することにしました。
果たしてジャンルを超えたコラボは成立するのでしょうか?

ブランドの背景

MMAはランニングをライフスタイルとして掲げることで、タウンにもマッチするデザインのアイテムも多くリリースしている稀有なブランド。
NARIFURIは自転車×ファッションを提案し、自転車を乗りこなす機能性とカジュアルウエアとしてのデザイン性を物作りに落とし込んで10年以上のヒストリーを築いてきたブランド。
共にランパンやサイクルジャージなど専門的なアイテムで厚い支持を得ながら、タウンユースにもひろがりがあることからカルチャー的といわれてます。

カモ柄を共通イメージに

そんな背景を持つ両ブランドがコラボを始めるにあたって作り込んだのがハニカムをモチーフにしたソリッドな迷彩柄。
柄の中にNFとMMAのイニシャルが含まれています。
色は2色でこの迷彩柄は全アイテムに展開。イメージカラーとしてネイビーがNARIFURIでベージュがMMA的と振り分けられました。

今回のアイテム

MMA×narifuri Dot Camo Tee
迷彩柄を背中から前面にかけて大きく取り入れたのはNARIFURIオリジナルのドライジャージ素材を使用したMMAのTシャツ。
直線的なデザインを基調に迷彩が華やかに映えます。

MMA×narifuri Dot Camo Wind Shell
NARIFURIの代名詞と言えるアイテムが斜めファスナーのウインドシェル。上体の可動域を確保しながら脱着や換気もしやすい立体的なパターンが特徴です。
今回は前面に防風と撥水性に優れた素材、背面はドライジャージを使用しランニング適性を高めたコラボならではの仕上がり。
生粋のサイクルウエアを見た目をあまり変えず、グーンとランニングしやすくしたのは今回のラインでもっとも驚きました。

MMA×narifuri Dot Camo Alpha vest
走りながらの保温性を確保する機能性中綿アルファは、暑くも寒くもない快適な状態を作る魔法のような素材。MMAの中でも人気アイテムに入るランニングベストは、今回はさらに背中に3連ポケットを装備してユーティリティがアップ。ライドでも使いやすくなりました。

より一層自転車を感じさせるアイテムとしてはクロップパンツが用意されてます。

こちらは動画がとてもわかりやすいのでご覧下さい。

着てみました

今回ラインナップされているボトムがクロップパンツ1型なので、トータルとしてはサイクルウエアっぽく見えるかもしれませんが、トップスの着用感はそれぞれ薄くて軽い感じで、予想以上にランニングウエア。
お手持ちのランパンと合わせるとランなコーディネートができあがりますよ。

Tシャツは背中が綺麗。

キャップもランで使いやすくオリジナリティ高いです。

まとめ

ランニングとサイクリングに高いデザイン性を持ち込んだことで広く知られる2つのブランドのコラボは、想像以上に融合性が高い仕上がり。
おそらくのこの隔たりのなさはランとライドの違いではなく、都市生活の中でアクティビティに時間を費やし、機能的なものを身につけると共通してくるデザインセンスなのではないかと思いました。
ランにもライドにもアクティビティをみがく者には共通のセンスがある。
これが今回のコラボから得た結論。これこそがカルチャーなのかもしれません。

MMA商品ページに進む

ブロンプトン ジャパニーズ チャンピオンシップ2014 レビュー!

5月25日はBROMPTON JAPANESE CHAMPIONSHIP 2014に参戦してきました。

このイベントは毎年恒例のBROMPTON ライダーの集い、ジャケットにネクタイというドレスコードで走るという異色の大会です。
今年も何枚かのショットでこの大会の見所をレビューさせてください。

ルマン式スタート
フォールディングバイクならではのスタートがルマン式。あらかじめたたんで整列させてあるバイクに後方から駆け寄って展開してから発車します。ちょっとしたアナログ感が気持ちを高めてくれます。

優勝者は本戦参加へ
各国の大会の優勝者が参加して行われるのがイギリスでの本大会。今年の優勝者は男女ともに昨年と同じ方で、共に本大会でもベスト10に残る戦績をあげたそうです。女子といえども速い速い!

ベストドレッサー賞
STEMDESIGNさんが審査員として選出するのがベストドレッサー賞。男子は爽やかな色合いにメリハリの利いた小物使いがパワフルな印象、女子はエレガントなテイストにスポーティなギアが絡んだ絶妙なバランス感の方が選ばれました。特別賞のイエローのスーツの方とともにセンスの良さがうかがえます。

カスタマイズの見本市
全員共通の車体だけにカスタマイズの競い合いも見所になるのですが、日本らしい細やかで精密なチューニングには、ブロンプトン社の社長も思わず真剣な表情でチェックしていました。

フォールディングコンテスト
フォールディングバイクならではの特色として毎回注目を浴びるのが、フォールディングタイムを競うコンテストです。 自分も参加してみましたが歯が立たず。FIGBIKEの山田さんの手際の良さをご覧ください。

BROMPTON JAPANESE CHAMPIONSHIP 毎年春に行われていますが、年々参加者は増える一方。セカンドバイクとして楽しむ方が増えている事と女子にも扱いやすいのが人気の秘訣のようです。

興味を持たれた方は来年はぜひご一緒に!

マイクロギンガムチェックシャツ/CCP/15,000円+tax

別注マグホス七分丈パンツ/CCP/18,000円+tax

PARK3/PLAYDESIGN/5,000円+tax

CHOUAN/TIMAI/15,800円+tax

「東京自転車物作り 第1話 下町」開催のお知らせ

そろそろイベントなんていかがでしょうか!?

4月6日(日)にpillar cafeさん、浅草橋の自転車カフェバーKUHNSさんと共催でイベントを企画しました!

東京自転車物作りフェスタ
今回のテーマは「自転車にまつわる物作り」。
ポタリングで好きな会場を巡って頂き、自転車にまつわる色々な物をご自身で作ってしまいましょう!

時間 10時受付開始 10:30分スタート
場所 浅草橋KUHNSスタート
参加費 500円 (その他ワークショップは各店舗別途)
雨天の場合翌週日曜順延です。

ワークショップ参加企業と内容はこんな感じです。
CCP (アパレル)作業用エプロン製作
サトウ商店(レザークラフト)レザー製品作製ワークショップ
イーストリバーサイクルズ (自転車店)風呂敷サドルバッグワークショッップ
パンチサイクル (自転車店)自転車無駄知識講座
Pillar Cafe (飲食)世界のコーヒー飲み比べ
Z-WORKS(塗装)タッチアップ修理体験 

CONNECTEDでは、SPDペダルの試乗体験を企画しています。
普段お店では実際に乗って頂いたり、乗り方のコツまで説明することは難しいのですが、今回は私KEISUKEが金具の留め方から外し方まで、試乗して頂きながらしっかりとご案内致します!
SPDシューズと自転車はこちらでご用意致しますので初心者の方はもちろん、SPDに乗ったことのない方でも安心してご参加くださいませ^^
その他、QUOC PHAMCHROMEなど、CONNECTEDが現在展開しているSPDシューズのほか、Blue lugさんご協力の下、今季から取扱を予定しているアメリカのSPDシューズブランドDZRの商品も一部ご覧になって頂ける出張ポップアップショップも同時開催しております!

各ショップさんのワークショップの内容やタイムスケジュールは以下の表でご確認頂けます。

ご興味のある方はお気軽にお声掛け下さい。
ご参加をお待ちしてます。

築地買出し&鍋ライド pillar cafe×KUHNS×consequence×CONNECTED

今日は11月9日に浅草橋のKUHNSさん、恵比寿のconsequenceさんご協力の下Pillar cafeさんと企画しました「築地買出し&鍋ライド」の模様をお伝えしていこうと思います。
前回のグループライド&BBQから引き続き、2回目を迎えた今回のテーマは鍋!Pillar cafeさんから浅草橋のKUHNSさんを目指しグループライド。途中、築地場外市場で具材を調達し、皆で鍋を囲んで交流を深めましょうというもの。
道のりは10キロほどでしたが、裏道を駆使して東京の西をライドした前回に対し、都心を抜けて東へ向かうというまた違った趣のコースを楽しみました。

恒例となったスタート前の集合写真。当日は少し風が冷たく感じた1日でしたが、その肌寒さは絶好の鍋日和だったのではないかと思います。

そしてライドスタート!今回のイベントには東側在住で道順はバッチリという参加者の方が多かったので、自分は一番後方のポジションで引っ張ってもらいました 笑。

明治通りを走り麻布十番から赤羽橋へ。そして見えてきました東京タワー!

そして増上寺前の公園で小休止。次は汐留を抜けて築地に向かいます。

築地到着で具材の買出しタイムに入るわけなんですが、実は今回朝の受付時に皆さんにくじを引いてもらっていたんです。黄色、赤、青に分かれたくじを引いて、同じ色同志で買出しチームを組んでもらおうというもの。僕は黄色チームで、すき焼き担当班。メインの具材になる牛肉を調達することになりました。

早速築地を散策し、お肉屋さんで牛肉をゲット!選んだ食材は吊るし熟成短角牛!今話題のエイジングビーフというやつらしいです。一応予算もあったんですが、見事にオーバーしました 笑。

食材も無事調達し、ゴール地点へむけてライディング。KUNHSオーナーのCさん、CCP83さんが駆使する裏道ルートは自分にはどこを走っているのかさっぱりでしたが 汗。さすがローカルで走りこんでいる人という感じのマニアックなルートでした。

遂に鍋会場に到着!KUNHSさんがガレージを提供して下さいました。お待ちかねの鍋スタートです。

前回同様consequenceさんに鍋の仕込みをお願いし、後は自分達が調達してきたメイン具材で最後の仕上げ!すき焼きの他にチゲ鍋と水炊きを用意。各々のチームが調達したこだわりの食材を話題にしながら、鍋を食べ比べです。
いやー、どのチームの鍋もおいしかった!

鍋で身体も暖まったところで最後はKUHNSさんでブレイクタイム。すごく落ち着ける雰囲気の店内に腰を下ろし、最後はまったりムードでイベントを締めくくりました。

今回も総勢20名くらいの参加を頂き、事故や怪我なく無事にイベントを終了することが出来て良かったと思います。特に今回は距離が短かった分、時間に追われることなく一つ一つのプログラムをじっくりと体験できたこと。また築地で買出しをしたことでより一体感が生まれ、温度の高いイベントにできたのではないかと個人的には感じております。
そしてご協力頂きましたKUHNSさん、consequenceさん本当にどうもありがとうございました。
年内はもう最後のイベントになると思いますが、来年も継続して楽しい企画を考えていこうと思います。皆さんのご参加お待ちしておりますよ。

KEISUKE

ピストで琵琶湖1周

みなさま こんにちわ。
スタッフのkeisukeです。

先月の20日、21日と休みを取って友人たちと琵琶湖1周に挑戦してきました。

そうです。ピストバイクで 笑。

輪行はもとより、ロングライドそのものが初体験のメンバーで挑んだ琵琶湖1周。
今日はそんなさわやかな?挑戦の模様を報告させてください。

スタートは大津港から。みんなの背中から決意と覚悟が感じられる写真ですね 笑。
御存知の方も多いとは思いますが、琵琶湖ってサイクリングロードが整備されているところが多くて、アップダウンもさほど激しくないので、こんな僕たちでもすごく走りやすかったです。

120キロ地点(いきなり飛びすぎスイマセン 汗)マキノ町サニービーチ。
朝日につつまれる琵琶湖。広がる水平線。

「海じゃん。。。」

友人が何気に言ったこの一言が、今でも忘れられません。
ちなみにこのサニービーチ、夏になると湖水浴場として多くの人で賑わうんだそうですよ。

150キロ地点の白髭神社までやってきました。いよいよ旅も大詰めです。
この辺から国道沿いや街中を走ることが多くなってきました。

そして!そして!!ゴール地点、戻ってきました大津港!!!
漕ぎっぱなしの200キロ。正直泣きそうなりました。いや、泣いてたかもしれません。
でも本当にやってよかった。心の底からそう思えるほど、感動や達成感で心が満たされた瞬間です。

今回の旅はロケ班としてついてきてくれた友人達もいて、なんと動画を作ってくれたんです!
良かったらこちらもご覧になってみてくださいね。

いまさらですが。。。
「やっぱり自転車っていいですよね」

KEISUKE

輪行通勤復活に向けてカスタマイズ

最近ようやく体調が整ってきたので輪行での自転車通勤を少しづつ始めているのですが、4ヶ月ぶりの自転車という事でリフレッシュのために少しカスタマイズをしてみました。まずは愛車ブロンプトンでは定番のブルックスのサドルです。スタッズが大きめのB17のスペシャル。ブロンプトンはシートポストにやぐらがついてないので、純正やぐらを購入する事も検討したのですが東急ハンズで525円で見つかり、なんなく取り付けができました。見た目もブラックなので悪くないかと。

2011-05-12-at-08.48.42 2011-05-12-at-08.51.20

 

次にお店で取り扱っているABICIのナチュラルウッドグリップをつけて見ました。ABICIに試乗してみて良さがわかったのですが、見た目もさることながら握り心地が良いのです。程よい大きさで丸みがあってなんといっても滑らないホールド感が抜群です。

IMG_1176

そしてPEDAL.E.Dのシートポストカバーを付けてみました。これはつける場所は自由なのでブロの場合はフロントが折り畳むのにも干渉せず見た目的にも良さそうです。

Seatpostcover
 
サドルとグリップ、体が直接接する部分を木や革にすることで自転車というものが前よりずっと繊細に伝わってくるようになってきました。伝統工芸奥深しです。

 

 

ミラノからIUTER、自転車と遊ぶスタイルを発信

今週はメイド イン イタリーのミラノのブランドIUTER
のアウターをアップしました。
IUTERは、自転車やスケートボードなどをライフスタイルとして取り入れながら、タウンユースにもマッチしたデザイン性のあるスタイルを提案するブランドです。
自転車などの動きに対応するために機能性のある生地を使用したり、カッティングなどで機能性を出したりしているのが、一般のストリートブランドとの違いになります。
そしてファッションの世界的中心地に一つミラノを拠点にしていることで、日本では見かけないようなちょっと変わった生地使いの引き出しが豊富なこともブランドとしての強みといえます。
メイドインイタリーにこだわるのもアジア生産では出せない細部に至るまでゆきとどいたデザインを提供しようという部分で共感します。
日本だと自転車アパレルといわれたりするブランドをコネクテッドでも主に取り扱っていますが、IUTERは同じ視点でファッションを捉えていながらも、自転車そのものから生活の位置づけが違う気がして
その結果として服の味付けが違ってきているのではないでしょうか。
軽さとかちょっとしたシャレ感というか、そのあたりの感じで。。。

ということでIUTER、 ブランドスタートは2004年、本国で基盤を固めて日本に本格的に商品が入ってきたのがこの秋冬からということで、まだこの国ではスタートしたばかりです。
ラインナップもようやく充実してきましたので、ここいらでひとつ、各画像をクリックしたりしてご注目遊ばせ~。

 

IUTER全商品ページに進む

PEDAL DAY参加してきました!!

昨日は代々木公園で開催された、初の本格的自転車野外フェス、PEDALDAYに出店してきました。

ペダルフリーマーケットは夕方5時からということで、Depoさん、BlueLugさん、Wbaseさん、Rinprojectさんなど自転車業界のそうそうたる顔ぶれが一同に介して、自転車からパーツからウエア小物までかなり何でもそろう一帯ができあがりました。

ペダルフリーマーケットというだけあって、皆さん自転車に乗って寄ってくるので、フリマ地帯の周りにわんさか自転車が集まってるという状態です。そして、ステージで楽しいライブ演奏が行われていたこともあって、集まった人達同士の宴会地帯になっていったのですが(笑)。。

私は午前中に、この日が誕生日でペダルデイに出演するハンサム判冶さんというアーティストネットで発見してツイッターで紹介したのですが、偶然にも現場で知り合うことができました。判冶さんは元気いっぱいにステージで熱唱して
もりあげていたのですが、今日のブログを見たら打ち上げで朝までもりあがって始発で九十九里浜まで輪行して砂浜を走ったと書いてあってびっくりしました。

そして夜になってバイシクル・フィルム・フェスティバルの映画が上映。
これは映像を大スクリーンで上映しながら下にDJがいて曲をかけていて、その前のスペースでは来場者が珍しい自転車を試乗してぐるぐる回っているという
なかなか見たことのない楽しみ方になっていました。

また、自転車を使ったアクロバットショーもやっていて、高く積み上げられた台に飛び乗ったり飛び降りたりというアクションに声援が送られていました。

その他にも、このイベントを中心的にオーガナイズしていたTOKYO
DESIGN FLOW
によるナイトクルージングも行われていて、遅い時間になって自転車集団が代々木公園に戻ってきて
上気した雰囲気で打ち上げをやっていました。このクルージングに参加した人たちも独得のカッコをした人たちの集団になっていたのですが、思わず見とれてしまって撮影することを忘れてしまいました。

このPEDAL DAY 友人が「90年代のクラブカルチャーが始まった頃の雰囲気にどこか似てるね。」と言ってました。
何が似てるのか考えてみたのですが、自転車という切り口で映画やアトラクション、参加型のクルージング、フリーマーケットなどいろんな事がオーガナイズできたことで
今まで一箇所に集まることのなかった人たちがぎゅっと集まれた。そしてお互いの持つエネルギーの濃さにわくわくしたんじゃないかなと思いました。

そしてムーブメントが始まるときって、何かを発表する側も面白いけれど、集まってる者同士も同じくらい面白くて参加者が受身一方じゃない感覚を味わえるのが醍醐味だと思うのですが、
この日はそんな空気があふれていたのでした。

自転車野外フェスPEDAL DAY 初開催のお知らせ

今週は来る8月18日に代々木公園で開催される、初の本格的自転車野外フェス、PEDALDAYご紹介します。

このPEDAL DAYはコンテンツが自転車を軸にした要素で組み立てられているのが特徴です。初開催ということで盛り沢山な内容になっているのですが、いくつか特徴的なものをピックアップします。

日時: 8月18日(水)13:00 ~ 23:00 (雨天中止)
会場:代々木公園ステージ、ステージ前、広場

・NIGHT BIKE SHOPS
夕方5時からのフリーマーケット、インディペンダント系の自転車関係のブランドやショップが集合します。
<参加ショップ(順不同)>
Depot / Blue Lug / Starfuckers / W-BASE / gunung / rin project
/ BE・ALL / EveryWare / tempra / tempra garage / SEXON SUPER
PEACE / CONNECTED / Courio-City / Green Mobility / Bicycle
Ecology Japan / Re-turn / LOOP MAGAZINE / GOOUT and more!

・BIKE FILM NIGHT by BFF TOKYO
毎年恒例のBFF(バイシクルフィルムフェスティバル)から 世界中の自転車カルチャーを伝えるレアなムービーを星空の下で大上映!
自転車に乗りながら見れる!

・PEDAL
DAY NIGHT CRUISING
巷で噂になっているナイトクルージングがこの夜開催

・TRIAL EXHIBITION
プロライダー宮岡啓太氏による超絶技巧パフォーマンス。トライアルの体験会も開催!

・BIKE MUSIC
野外ステージでBIKE MUSICの生バンドライブ&自転車を愛するDJ達によるゴキゲンなサイクルチューンをドロップ!
<参加アーティスト>
D.W.ニコルズ/ヨースケ@HOME and more!

夕方から集まっていっぱいやりながら、ナイトマーケットを徘徊したり映画を見たり、ナイトクルージングにも参加できちゃうというのが今まで無かった
点で夜11時まで開催されるというのも面白いと思います。

そしてこのイベントは東京ミッドタウンで8月27日まで開催されるPACIFIC
PEDAL LIFE DESIGN
というイベントの一環として行われています。 こちらはかなりスケールの大きなイベントになっています。

ちなみに先週末も関連イベントで青山の国連大学においてファーマーズマーケットと共同開催でPEDAL MARKETという自転車フリマが行われ、ちょっと顔を出してきました。

ということで8月18日はコネクテッドでも当日は夕方5時からのNIGHT
BIKE SHOPSに出店します。当日集まれる方はぜひお集まりくださいませ。 (8月18日は通常営業はお休みになります。)

イタリア発のレトロな街乗り自転車ABICI インタビュー

今週はABICIというイタリアの自転車ブランドが日本でデビューとなり、そのオリジナルのTシャツがとても良い仕上がりだったので早速入荷しました。
入荷といってもTシャツのみなのですが、自転車もとても味のあるものづくりをしているので、ブランドとしてご紹介したく、日本のマネージャーの山本徹也さんにメールインタビューをしました。

◆ABICIのブランドコンセプトについて教えていただけますか。

山本:コンセプトは、一言でいえば、「レトロとハイテクの調和」。詩的にいうなら「昨日 と明日をつなぐ今日のペダル」。
そして、「感性に訴えかけるモノづくり」です。
1950年代の自転車に本質的・普遍的な美しさを見出してデザインモチーフとし、現代 的なエッセンスとテクノロジーを加えて丁寧に磨きあげ、大人が可愛がりたくなる自
転車を作り上げました。

◆機能というアプローチとは違ったスタンスのものづくりがABICIの特徴だと思いま すが、ライフスタイルとしてはどんなイメージなのか教えていただけますか。

山本:世界一のファッションイベントと言われる「ピッティ・ウオモ」で世界中のバイヤー から注目を浴びるハイセンスなデザインの自転車でありながらも、地元の食材にこだ
わる「スローフード」と同様に、地元の職人や工房の手仕事を大切に守るために、ハ ンドメイドにこだわり続ける自転車。
そんなABICIが提案したいライフスタイルは、美しい物やデザインに囲まれ、世界を 飛び回る多忙な仕事を続けながらも、生まれ育った町に住み続け、気に入った物を大
切に使い続ける、そんな、ABICIの創業者Cristianoの生き方そのものと言えます。 わが街を愛するがゆえに、ちょっとした移動は、街の空気、活気、緑や花の香りを身
体で感じることができ、いつでも出会った人と立ち話のできる自転車での移動がベス トなのです。

◆山本さんとABICIの出会いについて教えていただけますか。

山本:三十路を過ぎて、独り身最後のチャンスと飛び出していった世界一周一人旅。 旅の途中、イタリアの片田舎で、世界を飛び回る「ジェットセッター」でありながら
「スローライフ」を地でいく生き方をしている方々としばし生活を共にし、その生き 方に大いに共感、共鳴しました。
そんな中で、同年代のイタリア人の友人に紹介されたのが、ABICIを創業したばかり のCristianoでした。
帰国後、別のイタリア関連の仕事をしながらも気になり続け、ついに、ABICIの ショールームや工房を実際に訪問して、私どもが日本の代理店となることを決めたの
がちょうど1年ほど前のことでした。

◆今回はTシャツを提案されていますが、どんなアイディアがこめられているのです
か。

山本:今回の「Tire Trace T-shirt」は、ABICI自転車各モデルのタイヤ5種を、実際に走ら せて手作業で採取したタイヤ跡(トレース)をストライプ柄として用いたものです。

ABICIのコンセプト、「レトロとハイテクの調和」を体現させるために、あえて手間 のかかる昔ながらのアナログな手法でデザインしながら、ボディの素材には、新しい
テクノロジーを駆使した高機能素材を用い、実際に着て自転車に乗った時の快適性に も気を配りました。
タイヤの軌跡は、「過去から未来へとつながるイタリア自転車伝統の軌跡」を大切に 身に纏うという意味も込められています。


◆これから山本さんがABICIを通して日本で提案したいと思っていることがあれば教 えてください。

山本:今や、ロンドンやパリ、ミラノ、NYなどのクリエイティブな人々の間では、ヨーロピ アン・クラッシックなスタイルのシティサイクルを街中での移動手段とすることがお
洒落の定番です。
日本でも、この「大人のためのクラッシックなシティサイクル」を、永く大切に、そ してお洒落に乗ることを提案し、根付かせてゆきたいと思います。
特に大人世代の方々には、大人として恥ずかしく無い姿の自転車に乗っていただきた いですね。身だしなみとして。
自分自身の日常、ライフスタイルに最も近い位置にある「街乗り」自転車だからこ そ、自らの生き方や美学までを、自転車選びに反映させていく。そうして選んだ、作
りのよい、美しい自転車をわが子のように可愛がり、大切に長く使いこむ。そんなこ とが当たり前の世の中に、なっていったらいいですよね。
そのために、少しでも力になれたらと思います。

ということで、上の段のグリーンのモデルを乗らせてもらったのですが、なんとも今までにないお洒落な感じで、個人的にも大いにそそられました。Tシャツともども注目です。