輪行通勤日記では、折りたたみ自転車ブロンプトンで毎日輪行で通勤する中で気づいたことを書いています。
先週はミニベロ専門店として全国的に有名なサイクルハウスしぶやさんに遂に行ってきました。目的はブロンプトンにリアキャリアを取り付けて4輪で転がせるようにすることです。
ブロンプトンという自転車はもともと輪行しやすいように3つのコロがついているのですが、そのままだと全然転がせなくて純正のイージーホイールというものなどに交換して転がせるようになるのですが、なにせ3輪なので不安定でコツがいってスムーズに転がすには力もいります。買う前はたたんで転がせる自転車というのが魅力だったわけですが、いざ使ってみるとそういう事態に直面して遂には渋谷駅でエスカレーターに乗せたときに角をフェンダーにぶつけちゃって車輪が全くまわらなくなり、この際リアフェンダーを交換して4輪で転がすようにしようと決心しました。
しぶやさんは、前評判どおり店の中すべてがミニベロとその周辺グッズで埋め尽くされたショップで、ダホン、BD-1、ブロンプトン、タルタルーガ、バイクフライデーなど名だたるブランドのものは全て並んでました。そして何より満足だったのはスタッフの方が知識経験豊富で、今まで解決できなかった疑問や故障などは全て答えが出ちゃったことでした。やはり専門店は違うという感じです。
行った作業はまずはNITTOからでているリアキャリアを取り付けてもらった事と、コロをブロンプトン純正のものより大きくて太いローラーブレードの物にしてもらったこと。これで畳んで転がすときのベースががっしりと固まりました。
4輪だと転がりが安定して力もいらず快適です。電車の中で転がり過ぎないように足で押さえるようになりました。ただお店のスタッフの方は3輪派だといっていて、理由はキャリアなしのほうが軽いし、コツさえ覚えれば転がしやすいということだったので、好みの分かれるところのようです。そして自分のブロ号の痛め方は衝撃によるものが大きいという診断だったので、もっと丁寧に転がしたほうがいいと反省しました。駅だと点字ブロックがいたるところにひいてあってあの上をころがすと衝撃が大きかったりして要注意箇所が何箇所もあるのです。
そしてしぶやさんにいきたかったもうひとつの理由は、リアテールランプの位置替えです。こんな感じです。
NITTOのキャリアはテールランプをつける穴が無いので素人には これはハードルが高いのです。ノーマルのままだとテールランプはサドルの側についているので見栄えが違います。この位置替えをやってくれるお店はしぶやさん以外ないのではないかと思います。
今回は自分の場合フェンダーどころかリアブレーキまでエスカレーターの角にぶつけて傷めてしまいブレーキ、フェンダー交換、テールランプ、コロと2時間近く作業がかかってしまったのですが、それで工賃3150円は安いと思いました。
輪行を始めて4ヶ月目。
ブロンプトンは最初からたたんで転がせる仕様になってるのが魅力で購入したのですが、やってみると転がすのにもそれなりにしっかりした足元固めがあったほうが全然らくだということがわかったのと、がんがん転がせばいいのではなくて大事に転がさないと傷んじゃうからもったいないということを身にしみて感じてる今日この頃です。