3月23日は板橋CITYマラソンにボランティア参加してまいりました。
板橋CITYマラソンはフルマラソン中心、浮間船渡駅付近をスタートして荒川沿いを走り荒川大橋で折り返して戻る42.195km。
一般からジュニア、キッズ、車いすまで含めて総勢19000人あまりのランナーが参加する東京マラソンに次ぐ都内開催のビッグイベントです。
ボランティアチームで配属されたのは「おにぎりステーション」!
コースでいうと復路29.1kmにあたるポイントなので、スタミナが気になりだしたランナーをおにぎりで応援するミッションです。
用意されたおにぎりの数はなんと12000個!!
ボランティアスタッフには30年走りぬいて現役をあがられた方々や、3回も申し込まれて震災や怪我などで一度も走れたことのない方、ランニングに興味があってシューズまで買ったけど走り始めるきっかけを掴みたい方など
各人モチベーションの高い方ぞろいで気持ちが引き締まりました。
そしてチームリーダーは、定年後のライフワークでずっとこの大会に携わってられる大御大。
皆で大会を楽しみましょうとおおらかにまとめられたので、老若男女それぞれを楽な気持ちにさせてくれました。
大会は朝9時にスタート。往路ではランナーとハイタッチをしたり、「ファイト!!」と声掛けで応援していよいよ復路。
一瞬おにぎりに目を走らせながらまた前を向いて走り去る方、走りながらさっとつまむ方、立ち止まって一息入れる方、それぞれのペースでたくさんの方がおにぎりをほおばっていかれました。
後半は疲れて歩いてる方もおられましたが、おにぎりをほおばるとまた元気が出て走り出す方もいます。
一人一人のタイミングがあるので、それにあわせられると取って貰いやすく声も弾む。そんな元気アップに繋がるコツがつかめてきたら
渡す側も面白くなってどんどん白熱していきました。
「おにぎり食べて最後までがんばってくださーい!」
「ありがとうございまーす!」
7時間の開催時間も19000人ものランナーの流れに入ったらあっというまに過ぎてしまいました。
走るのも楽しいですけど、ランニングに想いの熱い方々と一体となって応援することもとっても楽しかったです。
東京マラソンがとんでもないスケールと絶妙のコース取りで東京を駆け抜けるテンションの高さに象徴されるとしたら、
板橋CITYで感じたことはもっとユッタリとしたハッピネス!!
荒川の自然と抜けるような青空を舞台に誰もが幸せを感じられる超ビッグな大人の運動会でした。
