13の月の暦新年おめでとうございます

おとといは関東地方は梅雨明け(してないという説もありますが)、そして昨日は13の月の暦でいうところの「時間をはすした日」、そして今日からは同じく13の月の暦でいう新年ということで、季節も時間間隔もぐっと大きく動いた感じじゃないかと思うのですが、いかがおすごしですか。何だかここしばらくのなかなかな抜けそうで抜けない感じからようやく脱出したような気がしてきましたよね。

ちなみに13の月の新年ですが、今日からの一年は「白い月の魔法使い」の年ということで、キーワードは「挑戦を極性化する、永遠、魅惑する」です。どんな年にしましょうかね。

ところで、私は昨日が「時間をはずした日」だったので、上野の国立科学博物館で開催されている「インカ、マヤ、アステカ展」にいってきました。13の月の暦なども長らく取り扱いをしているにもかかわらず、マヤ文明などについてはあまりにも知らないかも?なんて感じだったので。

内容は予想以上にディープな感じで、それぞれの文明の抱えていた死生観とか、自然に対する畏敬の念とかが作品に色濃く反映されていました。それぞれの時代が今の時代との隔たりがものすごくあるので、ぱっと見ただけでは全然何だかなわからないようなものもあったのですが、解説がとても丁寧に書き込まれていて、観客は展示物を見ると同時に結構真剣に解説も読んでゆっくり解釈していく感じでした。

行く前はこの3つの文明の違いもよくわかってなかったんですけど、マヤ文明は他の二つよりも時代が全然古く、紀元前から数えて1200年もの間存続していたということが最初に説明されていてまず驚きました。
そしていきなり 宇宙服を着てるような人が描かれたSF的な石碑から展示が始まり、暦の紋章もはしばしに登場したりして、そんな文化が崩壊からさらに11世紀も経った現代に自然のリズムということでよみがえっていることに改めてふっ飛ばされました。
この展示、東京展が終わった後も一年かけて神戸、岡山、福岡と回るそうなので近くにきたらおすすめです。

帰りは天気がよかったの不忍池によってみたら蓮がたくさんつぼみをつけていてとてもきれいでした。
今年の夏、いい夏になるといいですね。


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