STEM DESIGN 新規取扱インタビュー

今週は新規取り扱いブランドしてSTEM
DESIGN
をご紹介いたします。
STEM DESIGNは私流の捉え方では自然素材を生かし、どちらかというとクラシックなスタイルで快適な自転車ライフを提案するブランド
という感じになりましょうか。上質感、シルエットの美しさ、どのアイテムも非常に丁寧な仕上げと所有するものの満足感をとことん重視したブランディングがすばらしく、今シーズンよりようやく取り扱いさせていただく事ととなりました。
ということでデザイナーである栃原さんにインタビューをお願いしました。

◎栃原さんがSTEMデザインを始められたときの状況を教えていただけますか。

栃原:2002年にデザイン/パターン会社として独立起業し、以前から独立したときには自分のブランドを持とうと思っていました。
そのときにはファッションとして常にコレクションを発表するようなブランドではなくステンカラーコートやピーコートの様に後世まで残るような服作りを目指したブランドにしようと思いました。
そこできちんとしたコンセプトと他にないジャンルである事をテーマに考えました。
独立当時から自転車で取引先と打ち合わせやパターンの納品をしていました。
そのときにはレースジャージでもなくスポーツ系なウェアーを着ていない普段着でしたのでもう少し自転車に乗りやすいパターンに
直したらいいのでは・・・と常日頃から思っていたので自転車をコンセプトに捕らえたカジュアルウェアーは面白いのかな、と思い、2003
年にサンプルを作って自転車店に営業に回りました。

◎栃原さんは今までどんなお仕事をされてきた方なのか簡単な自己紹介をしていただけますか。

DCブランド/アトリエサブのメンズ企画・パターンナーとして8年間。
株式会社SANEI INTERNATIONALのゴルフウェアーブランド パーリーゲイツのパターンナーとして3年
同社のメンズブランド abxのパタンナーとして3年間所属。
その後2002年に独立し、現在は大手セレクトショップやメーカーのパターンやマスターマインドさんのパターンも手伝わせていただいております。

◎STEM DESIGNはパタンナー業と並行して行われているということで、パターンやシルエットこだわった服作りがひとつの特徴といっていいのですか。

そのとおりです。
そしてデザイン、素材、パターンの三つがバランスの取れた服作りを目指しています。

◎STEM DESIGNのもうひとつの特徴は自転車を意識した服作りということになると思いますが、栃原さんの自転車との関わり方を教えていただけますか。

新し物好きな性格で物や工業製品のデザインには常に関心を持っています。
’90年代のマウンテンバイクブームに飛びついて、当時のキャノンデールCAAD2を購入、見た目の綺麗さを重視したカスタムにハマリ、一つ一つのパーツの機能や曲線美を
理解していくうちにミニべロ/クロモリのロードバイクと広く手を出すようになりました。
特に真丸いリムとドロップハンドルの美しさ、綺麗に加工された昔のハブには飽きのこない完成されたデザインの一つである事は間違いないと思います。

◎これからSTEMデザインではどんなスタイルを提案していかれたいか教えていただけますか。

クラシカルな雰囲気を保ちつつ、ジャケットライドとスポーツライドを2本柱に提唱していくブランドを目指します。

◎どうもありがとうございました。


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ShapeL2010年夏物公開展示会 4月12日~15日の開催となりました
諸事情によりShapeLの公開展示会、2010年夏物分の開催が今週から来週に変更になりました。WEBページも来週公開です。
準備期間ができた分より練りこんだ展示会にしたいと思います。


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