カテゴリー別アーカイブ: 自転車

自転車系フリーペーパー「Cycle」

今週は以前から紹介したかったのですがなかなかタイミングがつかめなかった、おすすめの自転車系のフリーペーパーをご紹介します。
その名もズバリ「Cycle」

Cyclelogo

年4回の季刊紙で「自転車の初心者と女子のためのフリーペーパー」というサブコピーがついています。

編集室は大阪のworkroomというところで、「大阪自転車デイズ」「京都自転車デイズ」といった単行本も発行し、それぞれの街を自転車で楽しむためのガイドになるような内容になっています。
紙面は新聞風の体裁で気軽に広げられる感じがなかなかおしゃれ。内容も関西中心というわけではなく、海外の自転車事情を取材した記事や、自転車をライフスタイルとして取り入れている様々な人を取り上げたり、人物インタビューなど多岐にわたっていて、それこそ新聞風に読めます。

そして、配布は関西のメッセンジャー会社として浸透している京都メッセンジャーKAZEDATメッセンジャーが協力して関西の自転車店を中心に配布されています。
コネクテッドに最初に訪ねてきてくださったときも、女性スタッフの方が自転車でやってこられました。
ブロンプトンの折りたたみ自転車で新幹線で輪行してきたといってたのでかなり本格派です。

                   

Cycle

最近2009年夏の号が発刊されてまだ3号目ですが、自転車で回るネットワークで関西以外にもどんどん輪を広げていきそうです。
ウエブサイトも最近できたのでご興味があればチェックしてみてください。

このフリーペーパーは店頭で入手できるほか、オンラインショップでお買い物をされた方には無料で差し上げていますので、メッセージ欄に「フリーペーパー希望」とお書き添えくださいね。
                   

バイシクルマガジン編集長 石川さんに取材!!!

今週は最新号(写真下)が発売になったばかりの「Bicycle Magazine」をお店でも取り扱うことになりましたのでご紹介します。
Bicycle Magazineは毎回独自の視点で自転車の楽しみ方を提案しています。
そして編集長の石川望さんはカメラマンとしてもとても素敵な写真を撮られていて、それらの写真を展示した、BICYCLEMAGAZINE主催の写真展を開かれたりもしています。

独自の編集内容と風を感じるような写真の数々、これらが自然に溶け込んで提案される「自転車のある生活」はコネクテッドとしてもとても共感するところで皆様にも是非御覧いただきたいと思います。
                   
そんなことで石川さんにインタビューをお願いしました。

                   

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◎バイシクルマガジンはいつ頃始められたのですか。そのときの想いを聞かせていただけたらと思います。

石川:2007年4月20日に第一号をリリースしました。想いというよりは、それまで編集に関わっていた“MTB MAGAZINE”というマウンテンバイクの専門誌が休刊することになり、それを期に、今までやってみたかったジャンル(自転車以外)の雑誌の編集に関わろうかと考えていたのですが、MTBMAGAZINEを作っていたときに、“マウンテンバイク”というくくりのために、出来なかった記事やアイディアなどが、自分の中で結構な企画数がストックされていたので、それを放出して、いろんな人に自転車の魅力や遊び方を伝えてから、他ジャンルの雑誌編集に関わればよいかな、といったことを考えて、今の雑誌を創刊することになりました。ちなみに、“BICYCLE MAGAZINE”というタイトルですが、タイトルに縛られずに、幅広い提案ができる雑誌になればと思いまして、そのような曖昧なタイトルになっています。なので、何の自転車のジャンルの本ですか? と、聞かれることが多々あるのですが、決まったジャンルは特にありません、と答えることしかできません……。                  

◎不思議なお話ですね。マウンテンバイクというくくりの雑誌が休刊になったのに、バイシクルマガジンのほうが今熱く支持されている、ということは、みんなもっと自由な自転車の楽しみ方に興味が向いているのかもしれないですね。石川さん自身はどんな風に自転車を楽しんでおられるのですか?

石川:自転車は通勤や仕事の移動で使用しているのですが、それだけでも、そこそこ良いリフレッシュになるので、割と身近なことで充分に楽しめています。そんな通勤の自転車ですが、平日に友人の間でメールがまわり、突然、夜の多摩川の河川敷ダートを走ったりするので、MTBもしくはダートも走れる自転車に乗ることが多いです。あまり構えず、突然走りに行ってしまおう、といったことができてしまう気楽さが気に入っています。週末も多摩川ダートに行くことが多いですが、時々、輪行またはクルマで自転車を運び、遠方の山のシングルトラックを走りに行きます。基本は、おいしい食べ物や、まだ見ぬ景色に出会うことが一番の目的であって、自転車はそこに連れて行ってくれる、単なる道具です。

                   

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◎ああ、いいですね。先日石川さんの写真展(写真下)にお伺いして、写真の世界観もまさにそんな感じだと思いました。普段写真に対してはどんなことを心がけていらっしゃるのですか?

石川:実は、写真家という自覚がほとんどありません。リアルに行程を追っかけるような取材が多い弊誌の特性上、取材(撮影)をするのに自転車で移動しなくてはならないという状況が多いため、そんな撮影を引き受けてくれるフォトグラファーがあまりいないので、結果、自分が撮ることになってしまうことが多いです。撮るときに考えていることは、この場面をどう撮ればレイアウト(デザイン)しやすいか、斬新な誌面になるか、読者に的確に伝えられるか、ということをアタマの中で誌面のラフを思い浮かべながら撮っていることが多いです。それと取材の際は、前後左右をきょろきょろして、撮りたいものや被写体のベストな瞬間を見つけ、誰よりもチャンスを逃さないように心がけています。なので撮影枚数は異常に多いです。特にデジタルカメラになってからは現像代を気にしなくなったので、一日に2000枚以上撮ってしまうこともよくあります。弊誌の取材では、取材自体が楽しく進行していることが多いので、その流れに乗って写真を撮っていけば、誌面に使えるような写真が自然と撮れています。なのでどちらかというと、撮ることより取材の流れに気を配っています。ちなみに最近の一眼レフカメラはとっても優秀なので、自分はそんな流れに乗りながらシャッターを押すだけで何とかなっています。 しいていえば、撮影のテクニックで気にしていることは、被写界深度をコントロールして、撮りたいものをはっきりみせるような写真にしたり、または想像できるように曖昧に撮る、といったことは、誌面を思い浮かべることと、被写体をベストに見せるということを考えたうえで実行しています。

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◎なるほど、まさにそれは仕事と遊びが渾然一体となった流れの中でクリエイティビティを発揮する達人の域ですね。 取材の流れに気を配っているという点では、毎回特集の組み方が自由で面白いと思うのですが、最新号の中身をほんの少し教えてください。

石川:最初に書かせていただいたように、MTB MAGAZINEの際に出来なかった企画がストックされていたこともあり、弊誌の特集テーマは10号先までリストアップされています。(!!)それらを、ちょっとだけ時代や時期にあわせて前後させて、展開するテーマをセレクトしています。現在、制作している8月20日発売予定の弊誌14号は、“ROADBIKE(ロードバイク)が特集テーマです。このテーマは来年の4月20日発売号で展開する予定だったのですが、現在の状況などを考えた結果、大幅に繰り上げてしまいました。現在、“ロードバイク”、と思い浮かべると、レース、アスリート、トレーニング、といった意味合いが強いのですが、街をみると、普段着で気楽に乗っている人を結構見かけることができます。 軽く速く走れることができ、トラックバイクと比べても変速ギアも付いているので、普段の生活にも取り入れやすい自転車のいちジャンルだと弊誌では考えています。“ロード=ハイスペックバイク”、ということよりは、ライフスタイルバイクに、ロードバイクはいかがですか? といった提案や様々なレポートを行っていきたいと考えています。ちなみに、手に入れやすい価格帯のロードバイクは、比較的に楽なポジションで乗ることができたり、リアキャリアが取り付けが可能だったりと、コミューターバイクとして考えると、とても魅力的な装備がなされています。これまでいろんな雑誌などでハイエンド、レーシーな面はたくさん伝えられていますが、こういったことは意外に知られていなかったりします。なので弊誌のロードバイク特集では、本気なロードバイクテイストを想像してしまうと、もの足りないかもしれませんが、ロードバイクを使うことで、どのように生活が広がるか、楽しめるかということを、身近なところから提案していく予定ですので、ロードバイクの新たな魅力を発見できるかもしれません。今までロードバイクが遠い存在と感じていた人も、弊誌を見ていただければ、それらが身近な存在になると思いますので、8月20日の発売日はどうか宜しくお願いいたします。

◎またまた濃い内容になりそうで楽しみです。ありがとうございます。

Nari/Furi×FRED PERRYコラボポロシャツ入荷

今週はNari/Furiと英国のポロシャツの名門FRED PERRYのコラボレーションモデルがが入荷しました。
Nari/Furi代表の小林さんにきいたところ、FRED PERRYからコラボのお誘いがきたので、FRED PERRYをリスペクトしつつもNari/Furiらしさをさせるのであればということで話が進んだそうです。

このポロシャツ、ベースはあくまで正規のFREDPERRYですが、ノーマルよりも襟が小さいのでよりいっそう小ぶりに見えますが、ありそうでなかったNari/Furiらしいアイディア満載のアイテムです。

                   

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1)前後でパターンの違うラグランスリーブ・・・・肩の動きを考えたときにラグランのほうが楽という事ながら前後で違うカットのラグランというのはユニークです。

                   

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2)ローレル×ペダルの刺繍・・・・FREDPERRYのアイデンティティである月桂樹のマークは定番の位置にありつつもペダルの刺繍が背中に配置。
3)ラウンドしたサイクルカット・・・・すそは後に向って丸く弧を描いたサイクルカットになっています。
4)腰にミニポケット・・・・もちろんFREDPERRYに後ポケットなどはありえません。

                   

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5)クイックドライ・・・・吸湿速乾性のカノコ素材を使用しているので夏場に快適です。
6)蓄光・・・・襟と袖のライン、そして背中のペダルの刺繍が暗闇で発光!!!

                   

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と、まあなんともここまでいじらせてくれたFREDPERRYも太っ腹だと思います。
普通はコラボといっても今年100年目を迎える大名門には譲れない規定がかなり厳密にあるそうですから。
ということでこのアイテム、本日より数量限定での発売開始です。

Nari/Furi×FRED PERRY ポロシャツ商品ページへ

バイシクルマガジン主催の写真展

雑誌バイシクルマガジンの創刊2周年を記念した写真展が現在開催中です。

バイシクルマガジンは自然体で楽しむ自転車ライフスタイルマガジン。
同誌の編集長でもありカメラマンでもあり無類の自転車好きの石川さんが、雑誌のためだけではなく作品として撮りだめた写真、約40点が一点づつコメントをつけられて展示されている模様。

PEDAL.E.Dデザイナーの鈴木さん曰く「自転車と猫、自転車と自然など、自転車のある風景がとても自然な感じで表現された世界」だそうです。

石川さんの写真を見ていると、まず素晴しいのはこの世界そのものであり、自転車はその世界に参加するためのツールなのだという気がしてきます。

気持ちよさそうなので私もいってみようと思います。
5月21日まで開催

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*BICYCLE MAGAZINE 2ND ANNIVERSARY PHOTOGRAPHE EXHIBITION
日時:2009年5月8日(金)~5月21日(木)
場所:J.S.BURGERS CAFE 新宿店
http://jsb-cafe.jp/index.html
時間:11:30 ~ 21:00 (LO 20:30) 平日/11:00 ~ 20:30 (LO 20:00) 土日祝
期間中に「バイシクルマガジンを見ました!」

とレジにて言われたお客様、
またはバイシクルマガジンを持参のお客様へ、
ドリンク(Rサイズ)1杯サービスさせていただきます。
(※ドリンクサービスのみを受けることはできません)

新ブランドmoca~自転車のある暮らし

今週は本年スタートの新ブランドmocaの商品を入荷しましたのでご紹介申し上げます。
mocaは「自転車のある暮らし」をコンセプトに家具からバッグ、小物までを手がけるデザインブランドです。
mocaを立ち上げたのは自転車はじめとした生活の様々な場面で使用する器具に洗練されたデザインを提案してきたmoatというクリエイティブなプロダクション。
実は 本格的なビンディングシューズからペダルなども手がけてこられています。
でもmocaで提案しているのは、もっと日常の生活に密着していてしっかりした機能を持ちつつもデザインのセンスを感じさせるものばかり。
使うことを想定してみると納得のいく、モノづくりに確かなポリシーが感じられるブランドです。

そこで今回はプロデューサーの正田さんにモノづくりにこめられた想いをお聞きしました。

                   

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◎普段どういったお仕事をされているのか教えてください。

正田:商品開発に係わるあらゆるプロセスをサポート、デザインをメーカー様より請負って おります。
具体的にはマーケット調査/分析、商品企画、プロダクトデザイン、グラフィックデ ザイン、Webデザインなどなど、 時にはネーミングを考えたり、展示会ブースや内装のデザインも手がけてます。
商品カテゴリーは生活雑貨、家電、スポーツ用品、工業製品と幅広く、多分野のメー カーさんと取引させていただいてます。

                   

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◎Mocaはどんなブランドなのか教えていただけますか。

正田:私達が今までスポーツ用品、特に自転車パーツ等をデザインし、経験してきたことを ダイレクトに具現化して伝えたいと思いオリジナルブランド『moca』を発表いたしました。

自転車は確実に日常生活になくてはならないモノになってきています。
ところが、今まで販売されていた自転車用品を見ると、マニアックなユーザー層へ向 けての提案が多く、どれもがスポーティーでカラフルで、POPなモノに見受けられました。
私たちも日頃の通勤に、または打ち合わせの際の足に、自転車を利用してきましたが、普段のスタイルにはスポーティーなモノは似合わず、しっくりときてませんでした。
そこで、もっとシンプルで、シックで『自転車のある暮らし』に自然と溶け込み、自然と付き合っていけるようなアイテム達を提案しようと考えました。

                   

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◎今後どんな方向に発展させていかれるのか、ビジョンを語っていただけるとうれしいです。

正田:先にもお話させていただいたとおり、健康やエコの観点からも、自転車は多くの人に愛用され、活躍しています。
また、ファッションの一部としても多くの方に支持され、ブームが起こっているほどです。
ですが、本当の意味で日本の文化に自転車が根付いていく為には、これからが肝心だと考えております。
ただの流行で終わらせないためにも、もっと日常使いの自転車にピッタリな、まだ世の中に存在しないけれども ミンナが頭のどこかで欲しがっている様なアイテム達を提案していきたいと思ってます。

                   

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◎読者に向けてメッセージがあればお願いします。

生産を日本国内にこだわったのは、日頃より商品開発やデザインをしている中で、モ ノを作るということの責任感を切実に感じたからです。
ただ生産効率が良ければイイのか?商業的に成功していればイイのか?
生まれてくるモノの存在価値が問われる時代になっていると思います。
自分達が思う、価値あるプロダクトを求めた結果、Made in Japanになりました。
そのため、大量には生産できませんが、職人さんと顔を合わせ納得いくモノ作りを心 掛けています。

また、革の素材感にもこだわり、実際に革屋さんに出向いて生地を選び、加工の方法 を厳選し、現在のモノになりました。
通常革素材は、なめし、シボ加工、染色を施すとキレイになり良品となりますが、そ れでは革本来の風合いが損なわれてしまいます。
mocaブランドでは、加工を最小限に抑え、表面にTOPコートを一層だけ施しました。
そのため、一点一点の風合いは異なりますが、どくとくの風合いがあり、味が出せた と思ってます。

まだまだ始まったばかりのプロジェクトですが、これからも、素材や生産にこだわっ たミンナの感性に響くようなモノを提案していきたいと思います!
どうぞよろしくお願いいたします!

ということで皆様どうぞmocaにご注目くださいませ。

                   


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噂のイベント、サイクルモード行ってきました。

先日は幕張メッセで行われたサイクルモードというイベントに行ってきましたので少しご紹介させていただきます 。

私がサイクルモードを知ったのは2年ほど前で、CCPさんが展示会をここで行い、大勢の人が集まってすごく楽しく盛り上がっているといううわさを聞いていたので、気になっていたのが今年ようやくいけたのです。

                   

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サイクルモードは関東と関西の2箇所でおそらく年一回行われているビッグイベントで いわば自転車業界の一大顔見世興行というか見本市のこと。日本で販売されている大部分の自転車メーカーなり代理店の新商品がずらりと勢ぞろいしていました。
                   

でもおそらく結構な自転車好きの人以外はそれだけだともしかしたら興味をそそられないかもしれないと思うのですが、このイベントの魅力は各ブースの話題のモデルがたくさん試乗できることです。中には一台約100万円もするものも試乗できちゃうんですよ。だからいわゆる見本市だとただ眺めるだけになっちゃうところが、みんなわいわいと乗りまくりになって一汗かいちゃう参加型の遊びができちゃうんです。
                   

                   

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私もここぞとばかりに試乗しまくりました。
しかし、ここではじめて目のあたりにしたのですが、いまやほんとにいろんな種類の自転車がでているんですね。
パンフレットを参考にするとロードだけじゃなく、ツーリング、マウンテン、フルサス、折りたたみ、小径、リカンベント、BMX、ウイメンズなどなど。
また当然それぞれのタイプに乗る人は多様で、老若男女いろんなファッションのひとたちが集っていました。
そして試乗コーナーはそんないろんな人たちとの共有の場になっていて、みんないろんな目的でただただ一緒に走っているということが何よりも楽しいというすがすがしい空気に満ちていました。みんな乗れば乗るほど楽しくなってまた次の自転車を探しにいく感じで。。
                   

                   

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さて、その一角に街着としても着れるウエアを提案しているコーナーがあり、コネクテッドでもおなじみのnari/furiさんとPEdAL.E.Dさんが今年は出店していました。
いってみておどろいたのですが、幕張メッセひろしといえどもいわゆるスポーティなサイクルジャージ以外の街着的な提案をしているのはここだけだったので、大変な賑わいとなっており、こちらも話しかける隙もなかなかないくらい両ブランドの担当の方々も大忙しでお客さんに対応していました。
今は街のりにも対応したファッショナブルなウエアは、このムーブメントの広がりに比べるとまだまだ少ないようです。

そんなわけでみなさんも是非次回は行って見ることをおすすめします。なんだか今までにない参加型のハッピーなエンターテイメントです。
                  

全国展開したBike To Workに参加!!

本日5月15日は、Bike To Workなるイベントに参加してきました。


Bike To WorkはBEJことBicycle
Ecology Japan
というNPOが主催しているもので、2012年までに日本での自転車通勤者が約10%から35%(世界最大数)に引き上げようという趣旨で行われている定期的なイベント。

内容はというと、自転車通勤の人を応援する目的で自転車の安全点検を行ったり、飲み物やスナックなどを配布したり、自転車通勤に関するアンケートを行ったりするものです。

そして本日はこのBike To Workがいままで東京のみで行われてきたものが、東京以外にも6都市が加わって全国展開へと発展したという記念すべき日ということで、レギュラースタッフを務めているnari/furiの皆さんのお誘いを受けて参加してきたというわけです。

このBike To Work、第一回の模様がYouTubeにも上がっています。
参加は全員ボランティアで、東京原宿チームは朝8時に原宿NORTHFACE前に集合。
BEJの中でリーダーシップを発揮していらっしゃるのは千葉の自転車ライフSHOPディーポの皆さん、そしてディーポのお客さんの皆さん方(!)、NORTHEFACEのスタッフの皆さんも総出でお店の前にエナジーステーションなるテントを設置しました。

こんなドリンクがサービスされていました。BEJとして協賛をとって活動しているという本腰ぶりがうかがえます。他にアースデイマネーも無料で配られていました。

◎朝の時間に走る歩行者とクルマの割合をカウンターで数える試みもされていました。この統計を取っていって自転車の通行量が今後どう変化していくのかを調べていくそうです。


こんな感じで熱心にアンケートに答えてくださる方も次々にいらっしゃいました。
我々はというと、いきなり自転車に乗った人がこのテントに立ち止まる確率は低いので、ラフォーレ前の交差点で自転車に乗った方々にフライヤーを配布してイベントの説明をしに行きました。

いきなり声をかけるわけですが、これが結構皆さんお話を聞いてくださるものでした。また、既にこのイベントを知っているという人も何割かいたのでびっくりしました。

それにしてもやはりあらためて朝の東京の交差点を見回してみると自転車に乗った人が多いのを実感しました。ピスト、メッセンジャー、ブランド物自転車、ママチャリなどなどありとあらゆる人がいろんな自転車に乗ってこの交差点を行き交っていました。

このイベントが続く事と並行して自転車に乗る人の割合がどんどん増えていくと街はほんの少しでもスローになっていくのだろうなと想像するだけでも楽しくなれました。

ということでBike To Work、とってもすがすがしいバイブレーションに満ちていて参加してとても楽しかったです。
これからもまだまだ続いていくと思うので、もし興味が湧いた方がいらっしゃったら是非次回はご一緒に参加しましょう。

Mixpression9を10倍楽しむ話をCCP木島さんにきく

今週は10日にお台場青海Q区画で開催される「メッセンジャーの世界大会にむけて」とサブタイトルがついているイベントMixpression9について実行委員の一員でもあるCCPの木島さんにお話をおうかがいしましたので、改装したてのオフィスの模様も含めてお知らせします。

 
木島:日本での発端は2002年からスタートしているKYOTO LOCOというイベントです。これは京都のメッセンジャー会社であるの人たちが立ち上げた日本初のメッセンジャーの大会です。
海外ではCMWCというメッセンジャーの世界大会が16年ほど前からありまして、ドイツはベルリンからスタートしてアメリカで3年に一回くらい開催されてきており、今年はカナダのトロントで開催が決定しています。
そこに6~7年前から日本のメッセンジャーの人たちも参加し始めていて、その流れをうけて立ち上げられたのがKYOTO LOCOだったのです。
そしてCMWCを日本でも開催してほしいというオファーが4~5年前から日本にむけておきており、その受け皿としての役割を果たすべくKYOTO LOCOにも参加していた人達が東京で立ち上げたメッセンジャーの大会がMixpressionだったのです。
この団体はTKBMA ( Tokyo Bike Messenger Association )であり、今回行われるMixpression9の主催者です。
 

 

木島:TKBMAのリーダーはニックネームが校長といいまして、12年ほど前にニューヨークでメッセンジャーのカルチャーやライフスタイルに深く影響を受けて、まだ日本にメッセンジャーの会社がなかった時代からをメッセンジャーの世界に入った人で、いわば日本でのメッセンジャーの走りのような人です。
その校長をはじめとするTKBMAが今まではアンダーグラウンドに開催してきたイベントがMixpressionでした。そして、今回初めてCMWC側にも公言して来年日本でCMWCを開催することを目標にした前哨戦として打ち出したのが今年のMixpression9というわけなのです。
そのために今回は日本の主要なメッセンジャーの会社が9社あまりが協力をし、イベントとしては渚ミュージックフェスティバルを製作しているブランニューメイドさんとCCPが運営面でバックアップをすることになりました。
                   


            
      
木島: 今回はCCPとしてはあくまで実行委員として裏方に徹しています。実際Tシャツ700枚であるとか、ポスター、ステッカー、ヘッドパッチなどで協賛をしていますが、スポンサーでの名前では出ていないんです。
メッセンジャーの大会ではあるのですが、その大会を来場者の皆さんと楽しく遊べる場にしたいというTKBMAの姿勢に共感してやりたいことがやれるようにCCPスタッフ全員でできる範囲で後から押せる位置でいたいというのが本音なのです。
そして、パンツの耐久テストですとか、今後作りたいカッパ、靴、バッグなどの部分で彼らに使っていただいてうちの製品のクオリティアップに協力をしていただきながらやっていければと思っています。

               

木島:Mixpression9はメッセンジャーの日本一を決めようという大会でレースが4種類ほどあります。

スタンディング        自転車でこがずにどれだけ足をつかずに立っていられるかを競う。

200mのスプリント   200mの直線をどれだけ早く走れるかを競うレース

デリバリー            7地点でゲートを設け、荷物を預かったり配布したりして競う

騎馬戦                足をつかずに自転車をこいで肩と肩をぶつけて相手に足をつかせる 

この4種目で日本一を決めます。
勝者2名には今年トロントで開催されるCMWCへの出場権と航空券が賞品として贈られます。

◎いやいやびっくりですね。海外も含めた背景や、関わる方々のヒストリーがあり、そして来年に向けての目標もあっての上でようやく今年この流れが表面化してきたということがよくわかりました。
直接自分自身が競技に接したことがなくてもそうやって新たなムーブメントが発生して練り上げられたいくストーリーは話を聞いているだけでも面白いし、イベントに参加して同じ時を共有するともっと面白そうですね。
来年にむけて最高に楽しい大会になるといいですね。とても楽しみです。
僕もワクワクを胸に当日遊びにいかせていただきます。
がんばってくださいね。

ということで今回の大会が成功して来年CMWCの日本開催が実現できるように、皆さんもぜひご一緒にCCPさんをはじめ、Mixpression9の実行委員会の皆さんに熱くエールを送ろうではありませんか!!

PROTECH恵比寿店の店長福田さんとコネクテッド!!

今週はコネクテッド恵比寿代官山系宣言第2弾と申しましょうか、この界隈でようやく出会えたグッドなバイシクルショップ、PROTECH恵比寿店をご紹介します。

PROTECH恵比寿店はコネクテッドからみて明治通りを少し超えたあたりにあり、自転車だと10分かからないくらいです。
恵比寿駅周辺は自転車屋さんの移り変わりがあってお店がなかったんです。

ようやく出会えた、というのはお店を発見したという事ではなくて、nari/furiのデザイナーの小林さんのご紹介で店長の福田さんに出会えたということなんです。
福田さんは元メッセンジャーの経歴の持ち主ということで、自転車に関して乗る側から自転車そのものまで幅広い知識と経験をお持ちの方です。nari/furiの商品はこちらでも取り扱っています。
そして会ってみたらnari/furi以外にもPEDAL.E.DのTシャツを着ていたり、WESCのカットソーを着ていたりする方でファッション的にもコネクテッドな方だということがわかってうれしくなっちゃいました。
今日もお気に入りのポロシャツの下にWESCの7分カットソーをコーディネートしています。

ちなみにお休みしていたWESCは日本での再展開が決定して、コネクテッドでも6月頃から新商品が入荷します。この件はまた追ってご報告させていただきます。

                  

PROTECHさんのありがたいところは福田さんをはじめとしてスタッフの方がとてもフレンドリーで、PROTECHさんで買った自転車でなくても修理やカスタムの相談に気軽にのってくれるところ。私も自転車を買ったお店には遠くてなかなかいけなくて、この日はパンクの修理をしてもらいました。
買ったところでないとお断りされることも多いのでこれは本当にありがたい限りです。

PROTECHさんの面白いところは自転車以外の要素も取り入れているところで、恵比寿店ではマネージャーの方がサーフィンをやられるということで、サーフボードがおいてあったり(写真左側)、「HEMP」なんてステッカーが大きく貼ってあったりしてマニアックな自転車やさんとは違ったさわやかな雰囲気が漂っています。

とはいえ店内は所狭しといろんな種類の自転車がびっしり。レディスのビアンキからロード、ピスト、マウンテン、ママチャリも含めて幅広くいろんなジャンルをバランスよく網羅しています。

パーツ類も充実なので後からいろいろ交換するために通う楽しみが増えます。
詳しいことは福田さんがブログでいろいろ紹介していますので興味のある方はチェックしてコネクテッド~PROTECHとまわってみてください。

ということで今年のゴールデンウイーク、後半の方は天気が上り坂みたいですので皆様にとって最高の休日になりますように。
            

PEDAL.E.D ~ナチュラル バイシクル ライフ 

今週は新作を発表したPEDAL.E.Dの星野さんにお話をうかがいました。PEDAL.E.Dは中目黒にショップがあり、星野さんは普段ショップを運営しながら、もうひとつのブランドであるCirculationも手がけています。学生時代にコネクテッドに遊びに来たこともあり、PEDAL.E.Dの立ち上げの時にコネクテッドでの取り扱いをすすめてくださいました。

◎まず星野さんご自身のことを教えてください。Circulationはどんなブランドなのですか。

星野:街着できるフェス服とでもいいたいんです。街で着ていても生活していても音を感じられるエッセンスを入れていきたいと常々思っています。

◎コネクテッドでも去年Tシャツをセレクトさせていただきましたが、素材的にもオーガニックなものを使っていますよね。

星野:はい。もともとオーガニックだとか、草木染だとかがいいと思った初めてのブランドがCirculationだったんです。Circulationは先輩が立ち上げたブランドで、自分は客の立場として好きだったのですが、洋服が好きで学校に行って勉強をして仕事を探している時にその先輩にっ声をかけられて入る事になり、その後その先輩に代わって自分が引き継ぐことになりました。

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◎実にいい入り方ですね。そして最初はCirculationとしてお店をオープンさせた。そんな星野さんとしては、社長でありCirculationのメインデザイナーでもあった鈴木さんからPEDAL.E.Dを立ち上げたいといわれたときにはどう思ったんですか。

星野:鈴木が好きで自転車に乗ってるのは知ってたんですけど、もうひとつブランド始めて、しかも自転車スか?みたいな感じで正直半信半疑でしたけどね。でも新しいアプローチって好きなのでやってみましょうよと。それで自分がまずわからなければ人に説得力もなくなってしまうので思い切って今の自転車を買いました(笑)。

服としてはCirculationと共通する素材を使いながら自転車に機能を特化したつくりになっているので、これはいけるんじゃないかという実感も後からわいてきたんですけどね。

Front

◎立ち上げから一年が経ちましたが、反応はどうですか。

星野:お店の前に自転車が止まる率が増えましたね。マウンテンバイクもロードもクロスもピストもどんな自転車でもいいんですけどいろんな自転車が止まるようになって店前が駐輪場のようになる事が増えました。いろんな自転車に乗る人が来るのでいくら勉強しても知識がついていけませんね(笑)。

でも外に自転車が止まっていても店内は自転車もなければただ洋服がおいてあるだけで、うちの洋服は街着できる自転車ウエアという部分があるため、ぱっと見た目にはそれとわからない事が多いんですよ。
なのでいろんな機能を盛り込んであることをまず最初は説明しますね。

◎なるほど、コネクテッドでも扱わせていただいて実感したんですけど、PEDAL.E.Dの服は自転車に乗るための機能にかなり特化してるんだけど、フィニッシュとしてはあえて一見それとはわからないようにしてある。ベンチレーションが効いた服もホールの部分は隠れていてわからないようになってるとかね(笑)。その辺が絶妙ですね。

星野:今週納品になったカーゴパンツなんかはまさにそうですね。自転車を降りた後も不自然じゃなくそのまま仕事できる感じという事で定番になってきました。

Showcase

◎あとPEDAL.E.Dの場合はあえてローテクをうたって自然素材をベースにおいているのも他にない特徴だと思いますけど。

星野:お客様にもこんなの待ってましたと言われましたね。ハイテクなサイクルウエアは世の中にあるんだけど、そうじゃないのを探してた、、みたいな。もうみんなヘンプだとかオーガニックだとか普通に着てるじゃないですか。それがそのままで自転車の機能を持たせたというのがうちの服なので。

◎お店はCirculationもあり、PEDAL.E.Dもありでライフスタイル的に重なってる部分がある感じですか。例えばフェスにいってる人の中で自転車の乗ってる人がいたとか。。

星野:あ、やっぱりいましたね、思ってた以上に。。それで今度フェスに自転車で行こうかみたいな話しで盛り上がったりとか。

◎ウチでもそうですよ。両方の遊びを楽しんでいる人がいる、自分自身も自転車を買ってだんだんそうなってきたし。

Clothes

星野:あと、一番重要というか自分達が感じるのは自転車乗ってて楽しいもあるんですけど、エコ魂があるんですよ。Circulationもエコ服
という部分もずっと打ち出してやってるんで、多分そこは一番大きいと思うんですね。

ウチのショッピングバッグが全然減らなくなったんですよ。 自転車乗る人って必ずバッグ持ってるんで、昔よりも発注数減ってるんです。自然にやってることなんですけど、全てエコに通じてる。バイク乗ってた人が自転車の乗り替えてる人がいたりとか。いわなくてもその辺は伝わってるのかも知れないです。

服もリメイクだったりとかしてるし、あとは自分の自転車もリユースじゃないですか。完全に自分はエコ車で組んでもらったんですよ。人が使ってないパーツとか全部中古品で集めてもらって。その辺もPEDAL.E.Dのアプローチとしては続けていきたいですね。

◎なるほどですね。自分は深く考えずに新品を買ってしまいましたよ。周りの人はパーツを選んで組んでもらってる=中古の部分もあるというのは知ってたんですけど、ただ知識が足りなくてそこまでこだわりきれないだろうと思って諦めちゃったんですけど、甘かったですね(笑)。
そういう意識を持って入ったら自転車によりいっそうエコな角度から入れましたね。
そうか、リユースリサイクルカルチャーという側面があったのか。。。いやいや目からうろこが落ちる思いです。

星野:うちはずっとリメイクものはやり続けているんでね。もったいないと思いますね。いいものが埋もれているのは。

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